LANCEL 六本木ヒルズ店 とは?
「六本木ヒルズ」にあった、「1876 年から続く、フランスの革のスペシャリストであるブランド」のファッション店
基本情報
説明文
「LANCEL 六本木ヒルズ店」は、「六本木ヒルズ」にあった、「1876 年から続く、フランスの革のスペシャリストであるブランド」のファッション店です。
2011 年に閉店しました。
「LANCEL 六本木ヒルズ店」があった場所は、現在は、正規品販売店である「ロレックス ブティック 六本木ヒルズ」になっています。
所在地
〒106-0032 港区六本木6-12-4 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り 1階~2階
電話番号
03-5786-0375
営業時間
11:00~ 21:00
最寄り駅まで
・「東京メトロ/都営地下鉄 六本木駅」から 徒歩 6 分、430 m
・「東京メトロ/都営地下鉄 麻布十番駅」から 徒歩 7 分、500 m
・「東京メトロ 六本木一丁目駅」から 徒歩 13 分、980 m
カタカナ表記
ランセル
総売場面積
約 221 平方メートル
閉店
「ランセルジャパン株式会社」は、2011 年 7 月 29 日に「LANCEL 六本木ヒルズ店」を閉店しました。
< 2011年7月29日 - ランセル旗艦店移転のお知らせ>
ランセル 六本木ヒルズ店は、移転のため7月27日(水)をもちまして、閉店させていただきました。9月初旬に銀座・松屋通りに新旗艦店がオープンいたします!
感想
店舗には「ランセル 六本木ヒルズ店は、移転のため7月27日(水)をもちまして、閉店させていただきました」としか書かれていなかった(銀座に新旗艦店を開店することを知らなかった)ため、もしかしたら「LANCEL」は流行っていないの? と思ってしまいました。
それにしても、「住友商事株式会社」の事業会社である「ランセル ジャパン株式会社」が、LANCEL路面店(「六本木けやき坂通り」沿い)を開店したのは、2009 年 6 月 11 日。
それからわずか 2 年で、六本木から撤退し銀座へ移転しました。
一方で、2009 年に撤退した「VERSACE 六本木ヒルズ店」も考慮すると、「六本木ヒルズけやき坂通り」にあるお店は商業的に苦戦している、という気がしないでもありません。
最も「VERSACE」については、「六本木から撤退」というより、「日本から撤退」したのですが……。
「LANCEL 六本木ヒルズ店」があった場所は、現在どうなっているの?
「LANCEL 六本木ヒルズ店」があった場所は、現在は、正規品販売店である「ロレックス ブティック 六本木ヒルズ」になっています。
テナント履歴
2009 年 6 月 11 日 ~ 「LANCEL 六本木ヒルズ店」
2011 年 10 月 8 日 ~ 「MICHAEL KORS 六本木ヒルズ店」
2016 年 11 月 11 日(金) ~ 「ロレックス ブティック 六本木ヒルズ」
年表
1876 年
アルフォンス・ランセル(Alphonse Lancel) とその妻は、パリ 10 区南西パサージュ・デ・プティト=エキュリ(Passage des Petites-Écuries) 20 番地で、パイプなど喫煙具の製造業を開業しました。
1883 年
革製品の製造を開始。
需要に合わせ、ハンドバッグ生産を開始します。
2008 年 9 月 4 日
「住友商事株式会社」と「リシュモンジャパン株式会社」は、「LANCEL」を日本で展開する(日本における独占輸入販売を行う)事業会社「ランセルジャパン株式会社」を設立することを発表しました。
この合弁会社の出資比率は、「住友商事株式会社」が 7 割、「リシュモンジャパン株式会社」が 3 割です。
※「リシュモンジャパン株式会社」は、スイスのジュネーブに本社を構え「ランセル」ブランドを保有するリシュモングループの日本法人です。
2008年09月04日
住友商事株式会社
リシュモン ジャパン株式会社「ランセル ジャパン株式会社」設立について
住友商事株式会社(本社:東京都中央区 社長:加藤 進 以下、住友商事)及びリシュモン ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区 社長:西村 豊 以下、リシュモン ジャパン)はこの度、ランセル ジャパン株式会社(資本金:3.5億円 以下、ランセル ジャパン)を共同で設立し、同社を通じてランセルブランドの日本における独占輸入販売を行うことを決定いたしました。
新会社設立にあたり、住友商事が7割、リシュモン ジャパンが3割出資します。住友商事は数十年にわたり日本国内で展開してきた小売・ブランド事業のノウハウと国内市場に関する幅広い知識を提供します。一方、リシュモングループは伝統と格式を備えた複数のブランドを全世界で展開していますが、その優れたブランド展開ノウハウを提供することで、パリのランセル本社と協力してランセルブランドの価値向上に努めてまいります。両社は、ランセル ジャパン株の長期保有を前提に、戦略の共有と、互いの能力の尊重と補完により、この共同事業を成功させたいと考えております。
ランセル ジャパンは今後5年間で、全国の百貨店を中心に、銀座、青山、大阪、名古屋など主要地域では旗艦店も含め、40-45店舗の新規出店を予定しております。5年後には100億円以上の売り上げを目指します。なお、同社は2008年10月1日より営業開始予定です。
ランセルの沿革
ランセルは1876年にパリで生まれました。ランセルはその革新的かつ卓越した品質の高級革製品を世に送り出し、130年以上に渡って数多くのファンに親しまれています。近年では、そのコアコンピタンスにさらにフォーカスし、ランセル特有の世界観とたぐいまれなる魅力を持った商品アソートメントを提供しています。ランセル商品のラインナップは一新され、「フラート」、「エスピーグル」、「カリフォーション」、「バランセル」、「パイレート」等のコレクションが人気を博しています。
また、著名建築デザイナーのChristophe Pillet氏を起用し、1920年代のパリジェンヌにインスパイヤーされたストアデザイン・コンセプトを全世界のランセル・ブティックに導入していきます。さらに、ブランド・アンバサダーとして、世界的に称賛を浴びている女優Isabelle Adjaniを起用し、ランセル特有の気質である「French Légèreté」、つまり「軽快で気取らない魅力」を具現化しております。住友商事株式会社のメディア/リテイル事業への取り組みについて
住友商事は、世界70カ国150カ所に事務所を構える総合商社です。メディア・ライフスタイル事業部門においては、メディア、ネットワーク、ライフスタイルの分野で幅広く事業を展開しています。メディアの分野においては、国内最大手のケーブルテレビおよび番組供給事業を行い、ネットワーク分野ではITソリューション、インターネット関連ビジネス、携帯電話事業を展開、ライフスタイル分野においては、国内最大のテレビ通販事業やスーパーマーケットやドラッグストアを含めた幅広い小売ビジネスを手掛け、ブランド事業においても、バーニーズ・ジャパン、ナラカミーチェ、フェイラーなどを展開しております。【リシュモン ジャパン株式会社概要】
リシュモン ジャパン株式会社は、複数の世界有数のインターナショナル・ブランドを傘下に持つリシュモン グループ(本社:ジュネーブ)の100%子会社です。リシュモン傘下では、それぞれのブランドの個性や独自性を尊重し、独立した事業としての運営が行われています。
リシュモングループのポートフォリオは、次の5事業領域に分かれます。事業領域 ブランド名
宝飾品 Cartier、Van Cleef & Arpels
時計 Jaeger-LeCoultre、Piaget、IWC、Baume & Mercier、Vacheron Constantin、 Officine Panerai、 A. Lange & Söhne、 Roger Dubuis
筆記用具 Montblanc、Montegrappa
革製品 Alfred Dunhill、Lancel
その他 Chloé
2008 年 10 月 1 日
「住友商事株式会社」と「リシュモンジャパン株式会社」は、「LANCEL」を日本で展開する(日本における独占輸入販売を行う)事業会社「ランセルジャパン株式会社」を設立しました。
2009 年 6 月 11 日
「ランセルジャパン株式会社」は、総売場面積約 221 平方メートルの旗艦店「LANCEL 六本木ヒルズ店」を開店しました。
LANCEL(ランセル)路面店が六本木ヒルズけやき坂にオープン
ランセル ジャパン㈱が2009年6月11日、LANCEL路面店を六本木ヒルズけやき坂にオープンしました。ギャラリーを思わせる店内は、さまざまな色、デザインのバッグが入り口に立った瞬間、目に飛び込んできます。1階はレディスバッグ、革小物、2階はメンズバッグやトラベル関連の商品が陳列され、LANCELのフルラインが揃っています。「すべてのお客さまに、自分に合ったお気に入りのバッグを発見するという体感を、LANCELのギャラリーで感じてもらえればうれしい」と言葉に力を込めたランセル ジャパン㈱取締役副社長の今村真也氏。店内に陳列されたバッグからは、デザインはもちろん、ユーザーの立場にたって考えられた細部へのこだわりが感じられます。バッグ専門店の誇りを持ち、130年以上の歴史を持つブランドとして大切にすべきものは守りながら、前例にとらわれず新しいものにもチャレンジしていきたいとのこと。今後、年内は秋から百貨店を中心にさまざまな展開を予定しています。
2010 年 10 月 29 日
「ランセルジャパン株式会社」は、初のTV通販を日本最大のショッピング専門チャンネル「ジュピターショップチャンネル」内で放映しました。
2011 年 7 月 27 日(水)
「ランセルジャパン株式会社」は、「LANCEL 六本木ヒルズ店」を閉店しました。
2011 年 9 月 10 日
「ランセルジャパン株式会社」は、「ランセル 六本木ヒルズ店」の移転リニューアルを行い、銀座エリア初の旗艦店「ランセル 銀座店」を「銀座松屋通り」沿い(中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング 1階)に開店しました。
2012 年 8 月 27 日(月)
「ランセルジャパン株式会社」は、「ランセル 銀座店」を閉店しました。
2012 年 11 月 31 日
「ランセルジャパン株式会社」は、会社清算決議を行ない、全ての事業活動を停止しました。
銀座にある路面店や百貨店のテナントとして展開してきた 7 か店を全て閉店、卸売業務も止めました。
「LANCEL」は、日本から撤退しました。
「LANCEL」の日本撤退は 2004 年に続き、2 度目になります。
2012 年 12 月
「ランセルジャパン株式会社」の「今村真也 代表取締役社長」は、「住友商事株式会社ブランド事業部」へ帰任しました。