基本情報
説明文
「六本木ヒルズ」は、「六本木六丁目交差点」南東区域 11.6 haにある、「住む、働く、遊ぶ、憩う、学ぶ、創る」などの多様な機能が複合した街です。
「森ビル株式会社」が 17 年の歳月を掛けて再開発事業を行いました。
所在地
〒106-6108 港区六本木6-10-1
電話番号
03-6406-6000
営業時間
11:00~ 20:00
英語表記
Roppongi Hills
紹介文
六本木ヒルズは、1986年に六本木六丁目地区が東京都から「再開発誘導地区」の指定を受けて以来、約400件の地権者と17年の歳月をかけて進めてきた民間による国内最大級の市街地再開発プロジェクトです。
区域面積約11.6haに、“文化都心”をコンセプトとして、オフィス・住宅・商業施設・文化施設・ホテル・シネマコンプレックス・放送センターなど「住む、働く、遊ぶ、憩う、学ぶ、創る」といった多様な機能が複合した街です。アートとインテリジェンスが融合したこの街は、「アーテリジェント・シティ」と呼ばれ、世界から人が集まり、異文化間の交流の中から、新しい文化や情報が発信される拠点となっています。
立地
六本木ヒルズは、北側に六本木通り、地区の北側から東側にかけて環状3号線、西側にはテレビ朝日通りと呼ばれる補助10号線、という幹線道路に挟まれた位置にあります。
区域面積
約 11.6 ha
六本木ヒルズキャラクター
ロクロク星人
今回の「ロクロク星人」というキャラクターたちは、地球にやってきた「クリエイター」です。彼らは命の胞子を撒き、地球の生物や植物を“かわいく”進化させ、六本木エリアが新しい世界に生まれ変わる。この“かわいく”というのがポイントです。文明が進化しきった地球の救世主。それがロクロク星人です。
※ 2004 年 8 月 11 日まで公式サイトに掲載されていましたが、現在は削除されています。もしかすると「ロクロク星」へ帰ってしまったのかもしれません。
建物による分類
比較一覧表
六本木ヒルズにある主な施設を pick out
六本木ヒルズ森タワー [複合オフィスビル]
六本木ヒルズ森タワーは、六本木ヒルズのシンボルとなる地上54F建て、高さ238メートルの超高層オフィスビルです。
7Fから48Fまでに位置するオフィスの基準階の貸室面積は、約4,500平方メートル。国内最大級の規模を誇り、最高レベルのスペックによる快適環境を提供します。
ひとりひとりが“open-mind”に働き、新しいものを生み出し、価値を創造している。
六本木ヒルズは、そんな成功するビジネスが集う場所を目指しています。
屋上
スカイデッキ
海抜 270 メートル。オープンエアの展望施設としては関東随一の高さを誇ります。
53 階
森美術館
現代アートを中心にファッション、建築、デザイン、写真、映像など様々なジャンルの斬新な展覧会を開催します。
52 階
東京シティビュー(展望台)
海抜250メートル、高さ11メートルを超える吹き抜けと、360度ガラス張りの開放感溢れる空間から日々ダイナミックに変化する東京の姿を一望できる展望台です。
森アーツセンターギャラリー
約 1,000 平方メートルのギャラリーです。世界の名だたる美術館の貴重なコレクションの企画展から、漫画・アニメ作品、映画、ファッション、デザインまで、多彩で質の高い展覧会を開催しています。
51 階
六本木ヒルズクラブ
文化や芸術を愛する人々が集い、食を通じて対話と交流を愉しみ、知的創造力を高め合う会員制クラブ。 コンラン&パートナーズが手掛けた7つのレストランと2つのバーは洗練された大人の空間。
49 階
六本木アカデミーヒルズ
各国のトップリーダーによるプロフェッショナルスクール、深夜0時まで開いている会員制ライブラリー。ビジネス最前線のセミナーや様々なカンファレンスが開かれる国際的フォーラム機能。
スタイリッシュな空間は国際的な知的創造拠点。人と情報のコラボレーションによって、ビジネスのシーンで、日常で、ここから生まれた新しいアイディアが未来を切り拓きます。
7 階 ~ 48 階
オフィス
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ [シネマコンプレックス]
TOHOシネマズ 六本木ヒルズは、9つのスクリーン、約2,100席を備え、最新鋭の音響システム、全席完全指定席、都心で初めて導入されたインターネット予約システムなど、常に話題を作ってきた国内最高峰の設備を誇るシネマコンプレックスです。
六本木ヒルズの中心に位置する六本木ヒルズアリーナは、街とアートが一体になる都市型の屋外エンターテインメントスペースです。
毛利庭園 [庭園]
毛利庭園は、面積4,300平方メートルという広大な敷地に、池を中心にし、滝、渓流、川のせせらぎや、桜、イチョウといった木々を配し、四季折々に変化する木々や植物の表情を感じることができる、本格的な回遊式の日本庭園となっています。
この庭園は、再開発以前は非公開でしたが、再開発によって一般の方にも自由に散策していただける庭園へと保全再生されました。
テレビ朝日は、毛利庭園に面し、自然と一体化した総ガラス張りの社屋。そこは、番組を作り出すだけのテレビ局の枠を超えた創造空間です。
6層吹き抜けの開放的なアトリウムは光と緑に囲まれ、訪れた人々とのパートナーシップを大切にした、開かれた出会いの空間として機能しています。
グランド ハイアット 東京 [ホテル]
グランド ハイアット 東京は、単に宿泊するだけの場所としてのホテルを超え、ダイナミックで都会的な空間と豊かな時間を提供します。
モダンで機能的なデザインが心地よい387の客室。最高級の食材を供する個性あふれる10のレストラン・バーやNAGOMIスパアンドフィットネス、また、最先端の機能と設備を持つ16の宴会施設を完備し、訪れる方のスタイル次第で幾通りもの姿を見せ、ここでしか味わうことのできない究極のくつろぎとあたたかな感動を創出します。
六本木ヒルズレジデンス [住宅]
六本木ヒルズレジデンスは、43F建てのツインタワーを中心とし、4棟からなる総戸数793戸の住宅です。
この街に参加し、東京の魅力を最大限楽しめるロケーション。そして、街の機能を住まいの延長のようにとらえる生活。
“Walking Distance”をコンセプトに、生活の全てを、歩く速度で感じることのできる居住区間で、安全と安心がある快適な環境を提供します
「六本木ヒルズ」ができる前は何があったの?
地区の中央には昭和33年(1958)に日本教育テレビとして放送を開始したテレビ朝日の敷地が約3ha広がっていました。地区西側のテレビ朝日通りや北側の六本木通り沿いには7階から9階建ての、昭和40年代に建てられた中小のビルが立ち並んでいました。
テレビ朝日の南側の住宅地は、昭和33年に日本住宅公団によって分譲された5棟、116戸の公団日ヶ窪住宅と木造を中心とした低層住宅地で構成されていました。この住宅地はテレビ朝日の地盤面が海抜31mなのに対して最大15mほど落ち込んだ窪地のような地形でした。住宅地内の道路は西から東への一方通行路となっており、テレビ朝日通りの1ヵ所の入口から入り、住宅地の中で細街路が広がり、出口は環状3号線に向かってまた1ヵ所で出て行きます。幅員3m前後の狭い道路で、消防車は入れず、救急車もやっと通り抜ける防災上の課題を抱えた地域でした。
年表
1958 年(昭和 33 年)
日本住宅公団は、北日ヶ窪団地(きたひがくぼだんち、5 棟、116 戸)を分譲しました。
1986 年(昭和 61 年) 11 月
東京都は、六本木六丁目地区を「再開発誘導地区」へ指定しました。
1990 年(平成 2 年) 12 月
「六本木六丁目地区再開発準備組合」を設立しました。
1995 年(平成 7 年) 4 月
東京都は、「都市計画決定」(再開発地区計画、第一種市街地再開発事業他)を告示しました。
1998 年(平成 10 年) 9 月
東京都は、「六本木六丁目地区市街地再開発組合」設立を認可しました。
1998 年(平成 10 年) 10 月
「森ビル株式会社」は、六本木六丁目周辺・元麻布・西麻布に保有していた土地に、権利者の仮住居(マンション)建設を開始しました。
2000 年(平成 12 年)
「森ビル株式会社」は 4 棟の仮住居(マンション)を用意しました。
2000 年(平成 12 年) 2 月
「権利変換計画」を認可しました。
2000 年(平成 12 年) 3 月
権利者の仮住居(マンション)への引越しが、ほぼ終わりました。
2000 年(平成 12 年) 4 月 27 日
「六本木ヒルズ」起工式を行いました。
「六本木ヒルズ」を着工しました。
2001 年(平成 13 年) 2 月
最後まで残っていた人が、現地を明渡しました。
2002 年(平成 14 年) 4 月 7 日
森タワーと住宅棟の上棟式を執り行いました。
※上棟式(じょうとうしき)とは、工事が棟上げ(むねあげ)まで終了したところで執り行う行事です。「棟上げ」とは、柱・棟・梁(はり)などの骨組みが完成した段階のことです。
2002 年(平成 14 年) 4 月 8 日
小泉首相を始め政界財界の関係者を招待し、上棟記念パーティを執り行いました。
2003 年(平成 15 年) 4 月 1 日
一部土木工事や建築工事は残ったものの、「森ビル株式会社」は施工者から建物の引受けを行い、権利者へ鍵の引渡しを行いました。
2003 年(平成 15 年) 4 月 7 日
六本木ヒルズ森タワー 15 階において、六本木ヒルズの竣工式が行われ、約 1,000 名が参加しました。
2003 年(平成 15 年) 4 月 22 日
六本木ヒルズアリーナにて約 1,000名 の来賓を招き、オープニングセレモ二-が行われました。
来賓として出席した小泉純―郎首相、扇千景国土交通大臣(当時)、石原慎太郎東京都知事が祝辞を述べ、坂本龍一氏作曲による六本木ヒルズのテーマソング「the land song」の流れる中、原保再開発組合理事長と森稔森ビル社長によるトーチの交換が行われました。事業施行者から街の運営者にバトンが渡された瞬間でした。
2003 年(平成 15 年) 4 月 25 日
六本木ヒルズをグランドオープンしました。
午前 10 時の開業を告げる号砲と共に多くの風船が空高く解き放たれ、街は開かれました。
感想
六本木ヒルズで以前よく流れていて、気になっていた曲があります。
坂本龍一が作曲した曲だったことを、今日( 2021 年 2 月 5 日)初めて知りました。
大変驚いています。
まさか坂本龍一が作曲していたとは、夢にも思いませんでした。
坂本龍一 【ランドソング The Land Song - music for Artelligent City】
六本木ヒルズのランドソング。六本木ヒルズ内で、毎正時に聴くことができます。
ドラムなどのアレンジで、六本木ヒルズのシャープで未来的な感じをだし、メロディーは誰にでも親しみやすい曲です。
ニューヨークを拠点に世界で活躍する坂本龍一氏とのコラボレーションです。