基本情報
説明文
「メンテルス六本木」は、霞坂(「西麻布交差点」東側の「六本木通り」)にあったホテルです。
施設老朽化のため、2005 年 に閉館しました。
「メンテルス六本木」があった場所は、現在は「ホテル・住居・店舗が一体となった複合施設『ホテル & レジデンス六本木』」になっています。
所在地
〒106-0031 港区西麻布1-11-6
最寄り駅まで
「東京メトロ 六本木駅」から 徒歩 7 分
英語表記
Mentels
ロケーション
左隣(「西麻布交差点」側)は「森ビル」で、右隣(「六本木ヒルズ」側)には「もつ鍋店である『(汁)ハレノヒ』」がありました。
ホテル＋マンション
1979 年(昭和 54 年)に建てられた古いビル
2 階 ～ 6 階 は、ビジネスホテル、
7 階 ～ 14 階 は、分譲・ウィークリーマンションでした。(分譲部分は、ほとんど事務所として利用されていました)
部屋例
・25㎡ 程度の広めのワンルーム
・バストイレはセパレートではない
・ミニキッチン、電気コンロ、ミニ冷蔵庫付き
・洗濯機置き場はなし
・電気温水器
階数
地上 14 階
総戸数
106 戸
面積
敷地面積
1111.92 m²
分譲会社
大林不動産株式会社
施工会社
株式会社大林組
竣工年月
1979 年(昭和 54 年) 10 月
閉館
「メンテルス六本木」は、施設老朽化のため 2005 年 3 月に閉館しました。
感想
2010 年時点
幽霊ビル
「西麻布交差点」へ向かって歩いていた際、いきなり「異様な雰囲気のビル」に遭遇したため、驚いた覚えがあります。
まるで廃墟ビルのように見えたのですが、私が驚いた点は 2 点。
都心にある廃墟
私は「廃墟というものは、てっきり郊外の山奥などにあるもの」とばかり思っていました。
都心の「六本木通り」沿いで、しかもこんなに交通量が多い場所にビルが放置されていたので、一体どういう事情があったのだろう？ と疑問に思ったことを覚えています。
誰も管理していないの？
落書きの範囲は凄まじく広かったのですが(1 階部分はほぼ全て)、建物に近づけないよう囲いで覆っているわけでもありません。
こんな一等地をどうして放置しているのか、その理由が全く思い浮かびませんでした。
「メンテルス六本木」があった場所は、現在どうなっているの？
「メンテルス六本木」があったビルは、全面改築工事が行われ、現在は「ホテル・住居・店舗が一体となった複合施設『ホテル & レジデンス六本木』」になっています。
※ 1979 年築の既存ビル改修・耐震補強を行い、デザインも内容も一新しました。総戸数は 124 戸(ホテル 47 戸＋住戸 77 戸)で、店舗数は 5 戸です。
年表
1979 年(昭和 54 年)
「メンテルス六本木」を竣工しました。
2005 年 3 月
施設老朽化のため、「メンテルス六本木」を閉館しました。
2009 年
ビル全体が空家となり、「廃墟」となりました。
2012 年
耐震補強を含む全面改築工事を開始しました。
2012 年 10 月 1 日(月)
ホテル・住居・商業施設を持つ 14 階建て複合ビル「ホテル＆レジデンス六本木」が、グランドオープンしました。
※運営は「シマダハウス株式会社」(渋谷区、代表取締役：島田 成年)です。
近隣情報
「六本木通り」と「外苑西通り」が交差する地点
